エアツゥオープン/エアツゥクローズ/正作動
バルブ用語において、”(3)共通事項に関する用語”の分類の中で、”(d)作動”に分類されている用語のうち、『エアツゥオープン』、『エアツゥクローズ』、『正作動』のJIS規格における定義その他について。
主として配管に用いられるバルブ(弁)に関して、バルブの名称(減圧弁、チャッキ弁、フート弁等)、バルブの形式(構造、弁箱、弁体、弁座、作動等)、共通事項(特性、流れ、寸法等)などについて規定しているバルブ用語(JIS B 0100)において、”(3)共通事項に関する用語”の分類の中で、”(d)作動”に分類されているバルブ用語には、以下の、『エアツゥオープン』、『エアツゥクローズ』、『正作動』などの用語が定義されています。
バルブ用語(JIS B 0100)
⇒【(3)共通事項に関する用語 > (d)作動 】
分類: バルブ用語 > (3)共通事項に関する用語 > (d)作動
番号: 30410
用語: エアツゥオープン
定義:
シリンダー(※1)又はダイヤフラム操作式のバルブなどにおいて、信号空気圧を供給すれば弁体が開くこと。
エアツゥオープン
対応英語(参考):
air-to open,
open at signal
慣用語(参考):
通気開
分類: バルブ用語 > (3)共通事項に関する用語 > (d)作動
番号: 30411
用語: エアツゥクローズ
定義:
シリンダー又はダイヤフラム操作式のバルブなどにおいて、信号空気圧を供給すればバルブが閉じること。
エアツゥクローズ
対応英語(参考):
air-to close,
close at signal
慣用語(参考):
通気閉
分類: バルブ用語 > (3)共通事項に関する用語 > (d)作動
番号: 30412
用語: 正作動
定義:
信号の増加に伴って操作軸が後退する動き。
対応英語(参考):
direct action
慣用語(参考):
−
(※1)
シリンダーとは、シリンダー力が有効断面及び差圧に比例するような、直線運動をするアクチュエータ(流体のエネルギーを用いて機械的な仕事をする機器)のことです。