逆作動/フローツゥオープン/フローツゥクローズ
バルブ用語において、”(3)共通事項に関する用語”の分類の中で、”(d)作動”に分類されている用語のうち、『逆作動』、『フローツゥオープン』、『フローツゥクローズ』のJIS規格における定義その他について。
主として配管に用いられるバルブ(弁)に関して、バルブの名称(減圧弁、チャッキ弁、フート弁等)、バルブの形式(構造、弁箱、弁体、弁座、作動等)、共通事項(特性、流れ、寸法等)などについて規定しているバルブ用語(JIS B 0100)において、”(3)共通事項に関する用語”の分類の中で、”(d)作動”に分類されているバルブ用語には、以下の、『逆作動』、『フローツゥオープン』、『フローツゥクローズ』などの用語が定義されています。
バルブ用語(JIS B 0100)
⇒【(3)共通事項に関する用語 > (d)作動 】
分類: バルブ用語 > (3)共通事項に関する用語 > (d)作動
番号: 30413
用語: 逆作動(※1)
定義:
信号の増加に伴って操作軸が後退する動き。
対応英語(参考):
reverse action
慣用語(参考):
−
分類: バルブ用語 > (3)共通事項に関する用語 > (d)作動
番号: 30414
用語: フローツゥオープン
定義:
流体の一次側圧力(※2)が弁体を開く方向に働く動作。
フローツゥオープン
対応英語(参考):
flow to open
慣用語(参考):
−
分類: バルブ用語 > (3)共通事項に関する用語 > (d)作動
番号: 30415
用語: フローツゥクローズ
定義:
流体の一次側圧力(※2)が弁体を閉じる方向に働く動作。
フローツゥクローズ
対応英語(参考):
flow to close
慣用語(参考):
−
(※1)
逆作動とは反対に、信号の増加に伴って操作軸が後退する動きのことを正作動といいます。
(※2)
一次側圧力とは、バルブの上流側の圧力のことです。
バルブの下流側の圧力は二次側圧力といいます。