エロージョン/コロージョン/ピッティング
バルブ用語において、”(3)共通事項に関する用語”の分類の中で、”(h)現象”に分類されている用語のうち、『エロージョン』、『コロージョン』、『ピッティング』のJIS規格における定義その他について。
主として配管に用いられるバルブ(弁)に関して、バルブの名称(減圧弁、チャッキ弁、フート弁等)、バルブの形式(構造、弁箱、弁体、弁座、作動等)、共通事項(特性、流れ、寸法等)などについて規定しているバルブ用語(JIS B 0100)において、”(3)共通事項に関する用語”の分類の中で、”(h)現象”に分類されているバルブ用語には、以下の、『エロージョン』、『コロージョン』、『ピッティング』などの用語が定義されています。
バルブ用語(JIS B 0100)
⇒【(3)共通事項に関する用語 > (h)現象 】
分類: バルブ用語 > (3)共通事項に関する用語 > (h)現象
番号: 30807
用語: エロージョン
定義:
高速度の流体の衝撃による機械的な破壊作用又はこれに化学的な腐食作用が伴って、固体表面の局部に激しい損傷が発生する現象。
対応英語(参考):
erosion
慣用語(参考):
壊食
分類: バルブ用語 > (3)共通事項に関する用語 > (h)現象
番号: 30808
用語: コロージョン
定義:
化学的に又は電気化学的作用により金属表面が変質していく現象。
対応英語(参考):
corrosion
慣用語(参考):
腐食(※1)
分類: バルブ用語 > (3)共通事項に関する用語 > (h)現象
番号: 30809
用語: ピッティング
定義:
金属表面の耐食皮膜が局部的に破壊されて生じる点状の腐食。
対応英語(参考):
pitting
慣用語(参考):
点食
(※1)
腐食減量を単位時間、単位表面積当たりで表した値のことを、腐食度と言います。
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