フラッタリング/ポッピング/バルブ騒音
バルブ用語において、”(3)共通事項に関する用語”の分類の中で、”(h)現象”に分類されている用語のうち、『フラッタリング』、『ポッピング』、『バルブ騒音』のJIS規格における定義その他について。
主として配管に用いられるバルブ(弁)に関して、バルブの名称(減圧弁、チャッキ弁、フート弁等)、バルブの形式(構造、弁箱、弁体、弁座、作動等)、共通事項(特性、流れ、寸法等)などについて規定しているバルブ用語(JIS B 0100)において、”(3)共通事項に関する用語”の分類の中で、”(h)現象”に分類されているバルブ用語には、以下の、『フラッタリング』、『ポッピング』、『バルブ騒音』などの用語が定義されています。
バルブ用語(JIS B 0100)
⇒【(3)共通事項に関する用語 > (h)現象 】
分類: バルブ用語 > (3)共通事項に関する用語 > (h)現象
番号: 30804
用語: フラッタリング
定義:
弁体が弁座をたたかない程度の開度で小さな振動をしている状態。
対応英語(参考):
fluttering
慣用語(参考):
−
分類: バルブ用語 > (3)共通事項に関する用語 > (h)現象
番号: 30805
用語: ポッピング
定義:
安全弁の入口側流体の圧力が吹出し圧力(※1)を超えると瞬間的にバルブのリフトが増大し、内部の圧力流体を吹き出す作用。
対応英語(参考):
popping
慣用語(参考):
−
分類: バルブ用語 > (3)共通事項に関する用語 > (h)現象
番号: 30806
用語: バルブ騒音
定義:
流体がバルブを通過するとき、バルブ自体又は流体から発生する騒音。
対応英語(参考):
valve noise
慣用語(参考):
−
(※1)
吹出し圧力とは、安全弁が作動して、気体又は液体が吹き出すときの入口側における圧力で、計測できるリフト(バルブの閉弁位置からの弁体の移動量)をもつか又は連続した排出状態を認知できる状態となる圧力のことです。
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