減圧弁,フート弁,チャッキ弁,水栓,バタフライ弁,ゲートバルブ,定水位弁等-種類,構造,用語

 

リニア特性/イコールパーセンテイジ特性/パラボリック特性



バルブ用語において、”(3)共通事項に関する用語”の分類の中で、”(e)特性”に分類されている用語のうち、『リニア特性』、『イコールパーセンテイジ特性』、『パラボリック特性』のJIS規格における定義その他について。

主として配管に用いられるバルブ(弁)に関して、バルブの名称(減圧弁、チャッキ弁、フート弁等)、バルブの形式(構造、弁箱、弁体、弁座、作動等)、共通事項(特性、流れ、寸法等)などについて規定しているバルブ用語(JIS B 0100)において、”(3)共通事項に関する用語”の分類の中で、”(e)特性”に分類されているバルブ用語には、以下の、『リニア特性』、『イコールパーセンテイジ特性』、『パラボリック特性』などの用語が定義されています。

バルブ用語(JIS B 0100)
⇒【(3)共通事項に関する用語 > (e)特性 】


分類: バルブ用語 > (3)共通事項に関する用語 > (e)特性

番号: 30513

用語: リニア特性

定義:
相対トラベルの等量増分が相対容量係数の等量の増分を生じる固有流量特性。
Φ=Φ0+mh
の式で表す。
h=1、Φ=1のときは、
m=1−Φ0
ここに、
Φ0:h=0に対応する相対容量係数
m:固有リニア特性の傾斜
h:相対トラベル
リニア特性
リニア特性

対応英語(参考):
linear flow characteristic

慣用語(参考):
直線形流量特性


分類: バルブ用語 > (3)共通事項に関する用語 > (e)特性

番号: 30514

用語: イコールパーセンテイジ特性

定義:
相対トラベルの等量増分が相対容量係数の等比率の増分を生じる固有流量特性。
Φ=Φ0enh
の式で表す。
h=1、Φ=1のときは、
n=loge(1/Φ0)
ここに、
n:hに対して logeΦ をプロットするときの固有イコールパーセンテイジ特性の傾斜。
他の記号はリニア特性と同じ。
イコールパーセンテイジ特性
イコールパーセンテイジ特性

対応英語(参考):
equal percentage flow characteristic

慣用語(参考):
等比率形流量特性


分類: バルブ用語 > (3)共通事項に関する用語 > (e)特性

番号: 30515

用語: パラボリック特性

定義:
相対トラベルの等量増分が相対容量係数の2乗の増分を生じる固有流量特性。
Φ=Φ0+ah2
の式で表す。
h=1、Φ=1のときは、
a=1−Φ0
パラボリック特性
パラボリック特性

対応英語(参考):
parabolic flow characteristic

慣用語(参考):
放射線形流量特性