減圧弁,フート弁,チャッキ弁,水栓,バタフライ弁,ゲートバルブ,定水位弁等-種類,構造,用語

 

ボール弁(ボールバルブ)



バルブ用語において、”(1)名称に関する用語”の分類の中で、”(g)ボール弁”に分類されている用語のうち、『ボール弁(ボールバルブ)』のJIS規格における定義その他について。

主として配管に用いられるバルブ(弁)に関して、バルブの名称(減圧弁、チャッキ弁、フート弁等)、バルブの形式(構造、弁箱、弁体、弁座、作動等)、共通事項(特性、流れ、寸法等)などについて規定しているバルブ用語(JIS B 0100)において、”(1)名称に関する用語”の分類の中で、”(g)ボール弁”に分類されているバルブ用語には、以下の、『ボール弁(ボールバルブ)』の用語が定義されています。

バルブ用語(JIS B 0100)
⇒【(1)名称に関する用語 > (g)ボール弁 】


分類: バルブ用語 > (1)名称に関する用語 > (g)ボール弁

番号: 10600

用語: ボール弁(※1)

定義:
弁体が球状で、コックに類似するバルブ。
弁体は、全面球と半面球がある。
ボール弁(ボールバルブ)
ボール弁(ボールバルブ)

対応英語(参考):
ball valve

慣用語(参考):


(※1)
ボール弁は、弁体がボール(球状)であることからその名で呼ばれ、ボールバルブとも言われます。
ハンドル(弁棒)を90度回転させることにより、球状の弁体も90度回転し、流路の開閉を行います。
球状である弁体の構造から、全開時には流れに対して障害物がないために圧力損失が少なく、脈流や渦流が生じにくいことから流量特性に優れています。
構造も比較的単純であり、サイズや材質等多くの種類があり、様々な用途に用いられます。