フート弁／チルチングジスク逆止め弁
バルブ用語において、”（1）名称に関する用語”の分類の中で、”（d）逆止め弁”に分類されている用語のうち、『チルチングジスク逆止め弁（チルチングディスクチャッキ弁）』、『フート弁』のJIS規格における定義その他について。
主として配管に用いられるバルブ（弁）に関して、バルブの名称（減圧弁、チャッキ弁、フート弁等）、バルブの形式（構造、弁箱、弁体、弁座、作動等）、共通事項（特性、流れ、寸法等）などについて規定しているバルブ用語（JIS B 0100）において、”（1）名称に関する用語”の分類の中で、”（d）逆止め弁”に分類されているバルブ用語には、以下の、『チルチングジスク逆止め弁（チルチングディスクチャッキ弁）』、『フート弁』などの用語が定義されています。
バルブ用語（JIS B 0100）
⇒【（1）名称に関する用語 > （d）逆止め弁 】
分類： バルブ用語 > （1）名称に関する用語 > （d）逆止め弁
番号： 10308
用語： チルチングジスク逆止め弁
定義：
弁体内部に回転軸をもち、弁体自重と流体の逆流によって円すい形の弁座面に圧着する逆止め弁（チャッキ弁）。
チルチングジスク逆止め弁
（チルチングディスクチャッキ弁）
対応英語（参考）：
tilting disc check valve
慣用語（参考）：
チルチングジスク逆止弁
（チルチングディスクチャッキ弁）
分類： バルブ用語 > （1）名称に関する用語 > （d）逆止め弁
番号： 10309
用語： フート弁（※1）
定義：
吸込管に付けて逆流を防止する立形の逆止め弁（チャッキ弁）。
一般にストレーナを取り付ける。
フート弁
対応英語（参考）：
foot valve
慣用語（参考）：
−
（※1）
フート弁に関連するJIS規格には、以下などがあります。
JIS F 3056
船用フート弁
この規格では、船に用いるフート弁について規定されています。
船用のフート弁の種類には、弁体の形状によって、A形（弁体ガスケットなし）とB形（弁体ガスケット付き）の2種類が規定されています。
